【確定申告】カフェで作業したときの「コーヒー代」、仕事着の「スーツ代」…どこまで計上できる?〈きわどい経費〉の判定基準【税理士がまとめて解説】
判断基準は「必要経費の2つの条件」を満たせるかどうか
本稿ではよく質問されるきわどい経費を集めて、必要経費の2つの条件をもとに、それぞれ経費にできるのか否か判定していきました。 やっていることはどれも同じで、必要経費の2つの条件を満たせるものは経費にできて、満たせないものは経費にできません。 今日紹介できなかったきわどい経費もたくさんありますが、基本的には同じように判定すればいいだけですので、必要経費の2つの条件を忘れないようにしてください。 詳しく説明したので少し長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました。 (P.S.) どこまで経費にできるのかは法律で細かく決まっていなくて、まだ判例が出ていないものもあるので、誰も答えは持っていませんし、私と違う意見があっても何ら不思議はありません。しかし、基本的な考え方は変わらないので、今日解説した内容をもとに、自信をもって経費にできる、できないを判断してください。 板山 翔 板山翔税理士事務所 代表、税理士 平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報を発信しており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画9本で登録者1,000人を超えるなど急成長している。
板山 翔