いずれも子どもが被害に…松山市でひき逃げ容疑での逮捕相次ぐ【愛媛】
松山市でひき逃げした疑いで20代の男と30代の男が2日、それぞれ逮捕されました。 被害者はいずれも子どもでした。 住所不定で自称塗装工の男(20)は6月20日、松山市内宮町の県道で横断歩道を歩いて渡っていた小学4年生の男子児童(当時9歳)を乗用車ではねて逃走した疑いがもたれています。 男は赤信号を無視して事故を起こし、直後に車から降りて児童に「大丈夫?」などと声をかけたものの救護や通報をせず走り去ったということで、男子児童は左ひざを打撲するなどの軽傷を負いました。 警察は、現場に残された部品や目撃者の情報などから車を特定し、警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。 男が運転していた車は知人から借りたもので、警察は当時の状況などを詳しく調べています。 一方、松山市北斎院町の飲食業の男(38)は9月30日、松山市千舟町の市道で大型バイクを運転中、横断歩道を自転車で渡っていた中学1年生の男子生徒(12)をはねてそのまま逃走した疑いが持たれています。 中学生は学校からの帰宅中で、右ひじを打撲するなどの軽傷を負いました。 警察は現場に残された部品や防犯カメラの映像などから車両を特定したということです。 警察の調べに対し男は「逮捕された事実については分かっているが弁護士と話してから話したい」と供述していて警察が当時の状況などを調べています。