青木宣親氏、ソフトバンク和田毅の引退に驚き「同じ年に引退するとは思いませんでした」
プロ野球ソフトバンクの和田毅投手(43)がプロ22年目の今季限りでの現役引退を発表した5日、球界最年長44歳のヤクルトの石川雅規投手は、球団を通じてコメントを発表。「毅とは高校の時に甲子園で戦った時からの付き合いです。同世代の常にトップを走っていた投手で、私の方が年上なんですが、追いかける存在でした。もう一度、一軍のマウンドで投げ合い勝負したいという気持ちでしたが、実現できずに寂しいです。本当にお疲れ様でした」とねぎらった。 【写真】引退セレモニーで家族へ花束を渡す青木宣親氏 また和田の早大の後輩で、同じく今季限りで現役を引退した青木宣親氏は「本当にびっくりしています。同じ年に引退するとは思いませんでした。大学時代から、ひたむきに練習する姿がカッコよくて、こういう投手がプロにいって活躍するんだろうなと思っていました。これまで大変な努力を続けてこられたと思いますので、ゆっくり休んでください。一緒に野球をやれたことを誇りに思います。ありがとうございました」と感謝した。 和田は島根・浜田高から早大を経て、2003年に自由獲得枠でダイエー(現ソフトバンク)に入団。新人王となった1年目から5年連続2桁勝利をマークした。米大リーグのカブスなどを経て復帰した16年にも15勝を挙げた。日本のプロ野球通算334試合登板で160勝89敗0セーブ、防御率3・18。米国では5勝を挙げた。1980年度生まれで、最後の「松坂世代」としても注目を集めていた。