写真：HOBBY Watch

　タカラトミーアーツより、12月中旬より発売が開始されるガチャ「MOOMINニョロニョロいっぱいこれくしょん」。こちらは、日本でも絵本やアニメなどで長年親しまれてきた「ムーミン」に登場する不思議な姿をしたキャラクターの、ニョロニョロをフィーチャーしたマスコットフィギュアだ。 【画像】なぜかグラスを持っているニョロニョロたち 　今回は、夏至前夜にタネを蒔いてニョロニョロが生えてくるシーンや、椅子に座っている場面など原作の中で描かれていた様々な場面やイラストなどを元に立体化されている。そうしたこともあり、ニョロニョロらしい独特な雰囲気がこちらのガチャでもしっかりと再現されているという印象だ。 ■ 乾杯 　まるでパーティ会場のように、なぜかニョロニョロたちがグラスを片手に乾杯しているようなシーンを再現したのがこちらのフィギュアだ。オリジナルで描かれていたイラストでは、複数のニョロニョロ達がまとまって立っているようなシーンになっていたが、複数集めて一緒に並べて同じシーンを再現してみるのも面白いかもしれない。 　ニョロニョロ自体は何も話さないキャラクターではあるが、それでもどこか憎めない愛らしさがあるのは、大きな丸い目やこうしたユニークなスタイルで現れることが多いからだろう。ニョロニョロたちに乾杯されていると、余計に嬉しい気分になってくるから不思議だ。 ■ でんき 　今回発売される「MOOMINニョロニョロいっぱいこれくしょん」の中では、唯一ニョロニョロ以外のキャラクターが登場するのがこちらの「でんき」だ。赤い服を着たリトルミイが手に裸電球を持っているようなシーンになっているが、こちらも原作を再現したものである。 　リトルミイが、電気を発生させているニョロニョロに触って電球を光らせている様子を再現している。リトルミイが手に持っている裸電球も、現代的な視点でではどこかファンタジックな作りに見えてくるから不思議だ。 ■ 夏至前夜 　ニョロニョロってよく知っているキャラクターではあるけど、そもそもどんな存在なのだろうか？ と思ったことはあったが、実は夏祭りの前の晩にタネを蒔くことで地面から生えてくるという、かなり特殊な生き物だった。この「夏至前夜」は、まさに地面から生えてくる場面を再現したものである。 　こちらのフィギュアでは、どんな風にニョロニョロが地面から伸びていくのかがわかるようになっていてユニークだ。ムーミンのファンでも、なかなかこうしたシーンを見た人は少ないかもしれないが、ニョロニョロの独特な生態を垣間見たような気分になる。 ■ ティータイム 　先ほどの「乾杯」とは少し趣が異なり、こちらはニョロニョロたちが椅子にちょこんと座って、ひざの上に載せた紅茶を楽しんでいるような場面がフィギュアで再現されている。一体どんな場面でこんな姿になっているのかなど、見ているだけでいろんな妄想が膨らんでいきそうだ。 　そもそも口がないのにどうやって紅茶を飲むのかといった疑問はあるものの、このシーンを選んで再現したことに拍手を送りたくなるような出来映えだ。とくに、こうしたユニークな場面は、ガチャなどのフィギュアになると、どうしても欲しくなってしまうような魅力がある。 　この「MOOMINニョロニョロいっぱいこれくしょん」は、12月中旬から発売が開始される。いずれのガチャも、ムーミンの世界観を見事に表現している物ばかりとなっているので、机の上に飾っておいてもかなり目立つ存在となってくれそうだ。ムーミンファンならこの機会を逃さずに集めてみよう！ (C) Moomin Characters TM