2季連続MVP＆3季連続盗塁王「九州のスピードスター」が運命の日待つ 九産大・浦田俊輔「やるべきことはやった」【ドラフト】
ドラフト指名を待つ九産大の浦田俊輔内野手は「やるべきことはやった」と運命の日を待つ。 ■柴田獅子、中村優斗…有力選手の詳細情報満載！【ドラフト候補一覧】 50メートル5秒8の俊足で、守備範囲も広く走攻守三拍子そろう。今年の福岡六大学野球秋季リーグ戦（西日本新聞社後援）では2季連続の最優秀選手賞を受賞。さらに3季連続の盗塁王、初の首位打者のタイトルにも輝いた。春から取り組んできた筋力トレーニングの効果でパワーがつき、打撃が向上。「取りたかった首位打者のタイトルが取れたのがうれしい」と打撃でも手応えをつかんだ。 父は陸上の近代五種の選手、母は高校時代にバレーボールで全国総体優勝を果たすなど両親のDNAを受け継いだ運動能力を持ち、大学日本代表候補にも選出された。けがで選考合宿を辞退したが、プロのスカウトの高い評価は変わらない。「家族が支えてくれたので感謝したい」。九州のスピードスターは家族とともに夢を実現させる。（前田泰子）
西日本新聞社
