需要拡大で「小規模・女性用風俗」が急増中…!キャストは金髪でマッチョでタトゥー…!女性ライターが体験した驚愕施術「ファンタジーマッサージ」の内容
金髪でマッチョでタトゥー
大手の店舗はネット上にも口コミが多く、ある程度のサービス内容を想像できるが、小規模店はどうなのか。今回、筆者は小規模店の施術を実際に受けてみた。 まず、予約はXからキャストにDMを送って希望日を伝えて仮予約を取り、改めて店の公式LINEよりメッセージを送る形で行った。その際、プレイ時間や希望場所、キャスト名などを伝える。10分ほどで公式LINEから予約内容確認のメッセージが来る。これで本予約の完了だ。 今回、筆者が予約したのは90分2万2000円のコースである。加えてプラスでホテル代もかかってくるため、合計で3万円ほどだった。 当日は都内のラブホテルで待ち合わせ。先に部屋に入り、緊張しながらキャストを待つ。しばらくして部屋のインターホンが鳴り、ドアを開けるとXで投稿されていた写真より何倍もイケメンな男性が現れた。 金髪の筋肉質、アーティスティックなタトゥーも入っており、パッと見怖い印象を受けたが、「よろしくお願いします」という丁寧な口調に安心する。XのDMでやり取りをしていた自分好みの顔の男性が目の前に現れるのは不思議な感覚だ。 施術を受ける前にカウンセリングを行い、どんなプレイが好きか、どのような言葉をかけてほしいか、逆にされたくないことや触れてはいけない箇所など、事細かに聞かれる。緊張が伝わったのか、飲み物を渡してくれ、まずは少しお話ししようと声をかけてくれる。 カウンセリングが終わった後はシャワーと歯磨き。シャワーは一緒に入っても別々に入っても良いが、今回は緊張のあまり別々に入ってしまった。シャワーからあがり、すべての支度を済ませベッドに行くと、メイキングされたベッドにうつ伏せで寝かせられ、キャストがパンツ以外の服を脱ぐ。ここからが本格的な施術のスタートだ。
ハマる理由を痛感した
マッサージは3段階に分けられる。まずは指圧マッサージ。背中から足までを指や腕を使い、体全体をほぐしてくれる。キャストはマッサージの講習を受けており、腕は確か。施術途中も「痛くない?」と声掛けをしてくれる。 体も緊張もほぐれてきたところで、パウダーマッサージに移る。ベビーパウダーをうつ伏せのままかけられ、全身をフェザータッチ。ここで、女性の胸がときめく言葉の数が増え、施術を受けているこちらの気分も徐々に上がってくる。 一通りのフェザータッチが終わると、最後はファンタジーマッサージと呼ばれる施術に。まさに言葉の通り、ファンタジーな世界に連れて行ってくれるマッサージだ。私の背中とキャストの体に温かいオイルを塗り、キャストの胸板が私の背中を滑るように密着する。そのまま向かい合わせになり、まるで恋人かのように優しく包み込んでくれる。その後の施術は初めのカウンセリングをもとに行われる。 本番行為はないが、本番行為をせずとも心も体も満たされる施術を受けることができた。キャストが自分自身を全肯定する言葉を投げかけてくれるため、本当に心が満たされる時間だった。女性が女性用風俗にハマる理由を痛感した。 男性向けの風俗店は、デリヘル、ソープランド、性感マッサージなど、ある程度カテゴリに分けることができるが、女性用風俗は『女性用風俗』として括られている。今後、女性用風俗の需要が伸びるにつれ、男性向け風俗店のようにコンセプトを持った店舗が増えていくだろう。 また、設立しやすい個人店もますます増え、女性用風俗店のさらなる飽和状態が予測される。女性も風俗に行くのが当たり前になる時代が、来るかもしれない。
犬井 楓