プロが選ぶ! 韓国ドラマの2024年上半期BEST3を発表
殺し屋たちのドラマの面白さは当然ながら、すっげー金かかっためちゃくちゃガチなアクション、ものっすごい銃撃戦、迫力満点の肉弾戦で、そんなにアクションに興味のない私も「おおおー」と思うほどなんですけども!このドラマの一番の面白さはそこではなく、ドンウクが「この日」が来ることを想定して様々に計画してきたことを、ヘジュンが汗塗れ血塗れになりながらつかみ取り、ピンチを突破してゆくところ。子供だったヘジュンがタフなファイターになっていくところなんです!一家が殺された後の二人の生活を描く回想では、ドンウクはヘジュンをこれっぽっちも子供扱いせず甘やかさず、それゆえにヘジュンは自分で自分を守れる知恵と力を自ら掴み取ってゆくわけですが、この過程がめっちゃいい。でもドンウクはもちろんヘジュンを思っているんですね。
大学にはいるっちゃあ「学籍番号絶対に覚えとけ」と謎に教え込み、一人暮らしするっちゃあ「銃撃されたら鋼鉄製のロッカーに隠れろ」とか、そんなんいつ使うねん!ということあるごとの謎のアドバイスの意味や、なんでこの人がここにいるのか?と言う人物の配置も、パズルのパーツみたいに、ピタッ、ピタッとハマってゆく。ちょっとしたミステリーもののような気持ちよさ! そしてラスト3話ではドンウクの秘密、14年前の因縁が明かされてゆくんですね!シーズン1の敵ソ・ヒョヌ(『エージェントなお仕事』)は、慶尚道なまりのスッゲー面白ムかつく、手強い相手だったんですけど、その後ろに待ち構えてるチョ・ハンソン(『ストーブリーグ』)が、もうめちゃくちゃ怖い怪物みたいなやつで、これシーズン2当然あるでしょ!という流れです!ここまでも壮絶だったけども、シーズン2はもっとすごいような気がしてなりません!ディズニーさん、楽しみにしてるんではよ見せて!! ※ディズニー+にて配信中