【鍵を握るのは流れとルアースピードとそれから?】達人が晩夏攻略の3大ルアーを徹底解説!
秘めた力を持つロンググラスコンポジット『リベリオン731MHFB-G』
――ラピッツブレードに使うのはリベリオンのロンググラスコンポジットロッド。 梅田「リベリオン731MHFB-Gです。リベリオンはグラスロッドが4種類あるんですが、これはその中でももっとも強いモデル。個人的に非常に気に入っているロッドで、チャター、スピナーベイト、ビッグミノー、ディープクランク、マグナムクランクなどなど、いろいろな巻き物に使えるロッドになっています。バットパワーのあるグラスコンポジットロッドで、スピナベ、バズ、チャターなど、太いシングルフックを搭載したルアーに瞬間的にバイトしてきたバスを乗せていくことができます。フッキングしたあともグラスの反発力で深く刺さり込んでくれて、それでいてバラさないんです」 ――これを1本、タックルに組み込むと釣りの幅がグッと広がってくる。 梅田「普通は610のMHがあれば、撃ちも巻きもある程度できるからそれで完結しちゃう人も少なからずいるはず。グラスロッドって使い所ないじゃん?って感じる人も多いかと思いますが、このロッドはとても汎用性が高い」 梅田「それに、7ft3inchでグラスコンポジットって重いと思われるかもしれませんが、バランスが良くてめちゃくちゃ軽く感じる。軽快に扱えるから長さを感じないし、取り回しもいいんですよ。でも、しっかり長さがあるから投げた先でのフッキングレスポンスが高いし、バイトしてて前に走ってくる魚もがっちり掛けていける。クッション性があるから足元の急激なバイトも逃さずしっかり乗る。これだけの性能が詰まったロッドが、店頭で2万円台で買える。リベリオンユーザーでもそうじゃなくても、騙されたと思ってぜひ1回試してみてほしいですね!」
梅田 京介 (うめだ・きょうすけ)
ショップ店員として西日本各地で勤め上げたキャリアを持つDAIWAプロスタッフ。現在は故郷福岡に拠点を構え、遠賀川をホームにバスフィッシングの楽しさを各メディアで伝道。遠賀川ガイドも行っている。愛称はウメキョー。