灘浦ミカン収穫「めっちゃうまい!」 氷見市
KNB北日本放送
氷見市の海沿いで栽培されている「灘浦みかん」が今年も実りの時期を迎え、きょう、地元の小学生が収穫を体験しました。 「灘浦みかん」は、灘浦地区に住む人が出稼ぎ先でもらってきた苗をきっかけに2006年から栽培されています。 この地区は海流によって平均気温が比較的高いという特性があり、県内唯一のミカンの産地です。 今年は先週土曜日から収穫が始まっていて、きょうは地元・灘浦小学校の児童たちが収穫を体験しました。 「いっせいのーで、うまっ」 「ん~!めっちゃうまい」 「甘酸っぱくて、すごいおいしいです」 今年は気温が高い状態が続き色づきが遅れているものの味は上々だということです。 収穫量は例年より少ない3トンから4トン余りを見込んでいます。 灘浦かんきつ研究会 柳瀬正信会長(84)「ここのミカンは昔っから甘酸っぱいミカンで通っている」「今年は(小学生が)たくさん来てくれて楽しんでいる」 きょう収穫されたミカンは来週、学校の給食に提供されるということです。