全国唯一の赤い「アパホテル」 カープロード沿いに10月オープン 広島市南区
ホテルチェーンのアパグループ(東京)は10月1日、全国で唯一エントランスのゲートが「赤い」アパホテルを、広島市南区のJR広島駅南口とマツダスタジアムを結ぶ通称「カープロード」に開業する。ゲートは通常オレンジ色で、色を変えるのは初の試みという。 赤い○○は他にも… 県内4カ所目となる「広島駅前スタジアム口」に真っ赤なゲートがそびえ立つ。開業前ながら多くの「コイ党」が写真を撮っているという。交流サイト(SNS)でも「赤い○○が増殖中!」などと話題になっている。客室は242室。大人数で利用できるコネクティングルームも設ける。 同ホテルは、巨大な赤いカープ帽で知られたビル「赤ヘルツイン」の跡地に立つ。上向井友樹支配人(32)は「カープファンや地元の方をはじめとした多くの方に愛されるホテルにしていきたい」と力を込める。 カープロードでは、コンビニのローソン2店が2010年に赤い外観へ改装。21年には、ネオンサインや内装に赤を取り入れたホテル「東横イン」が開業した。日本通運広島支店も22年から、地元で試合がある日だけ看板の文字を赤の表示にしている。
中国新聞社