「出直し知事選は邪道中の邪道」と橋下徹氏 「斎藤さんがもし知事をやりたいなら議会解散すべき」
斎藤知事のパワハラなどの疑惑をめぐり、先週19日、兵庫県議会で不信任決議案が全会一致で可決。 斉藤知事は、29日までに「議会の解散」または「辞職」をしなければ「失職」となる。 25日午前の会見で斎藤知事は、「自分としては平日の中で、自分の考えが固まった時に説明をさせていただく。県政を改革する思いは変わらない」と発言した。 知事の決断の期限は29日(日)までだが、土日にかかるため、27日(金)が事実上のタイムリミットとなる。 斎藤知事の決断について、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演した橋下徹氏は、「出直し知事選は邪道中の邪道。斎藤さんが知事をやりたいなら議会解散すべき」と話した。
■「出直し知事選は邪道中の邪道」
【橋下徹氏】「斎藤さんとしては、知事を『やり続ける』のか『辞める』のか、この二択なんです。僕は辞めるべきだと当初から言っています。告発者つぶしというのは、絶対にやってはいけない権力行使だから、絶対辞めるべきだと」 「ただ斎藤さんがもし知事をやりたいというのであれば、ちまたで言われてるような『出直し知事選』じゃなくて、議会解散すべきです。不信任を知事が突きつけられた場合に対抗策は、議会を解散して、過半数を自分の味方につけて、知事の延命というか知事職をやり続けることができるんです」
■「議会の半分を味方につける自信がないんだったら辞めるべき」
【橋下徹氏】「出直し知事選は邪道中の邪道なんです。だって出直し知事選をやって民意を受けたとしても、議会の構成は変わっていないわけですから。僕は出直し知事選という邪道なやり方ではなく、斎藤さんはある意味法律というものを遵守して、ここまで辞任ということをやってこなかったんだから、不信任を突きつけられた場合、議会を解散して半分味方につける。これは難しいけれど、それをやる自信がないんだったら辞めるべきです」 「出直し知事選をやるんだったら、このタイミングじゃなくて、もっと前の段階でやっとけばいい。このタイミングで出直し知事選は邪道だけど、恐らく99パーセントのコメンテーターは、出直し知事選と言っていると思います」