【レポート】YOSHIKI、2夜連続で『24時間テレビ 47』に出演!同番組に1000万円の寄付も発表
■手術前最後のドラムプレイに称賛の嵐! YOSHIKIが8月31日・9月1日に日本テレビで放送された『24時間テレビ47』に2夜連続で出演し、番組の始まりと終わりを盛大に盛り上げた。 【画像】『24時間テレビ 47』の様子(写真全20点) 初日は、ディナーショー会場からのサプライズ出演、翌日は感動のフィナーレを彩るパフォーマンスを披露。さらに、同番組に1,000万円の寄付を行うことを発表した。 なお、今回の『24時間テレビ』への出演はノーギャラであることを自身のSNSで明かしている。また、YOSHIKIは10月に3度目の緊急手術を受ける予定となっており、今回のパフォーマンスが手術前の最後のドラムプレイになる可能性が高そうだ。 YOSHIKIは、自身のディナーショーを8月31日まで行っていたため、同日の出演はディナーショー会場から中継を繋ぐという特別な形で実現。今年のチャリティーマラソンランナーのやす子を激励する「Forever Love」のピアノパフォーマンスで視聴者を魅了した。 完全サプライズでの出演だったこともあり、やす子をはじめ、司会者を含む番組スタッフもYOSHIKIの登場には驚きを隠せない様子が見られ、YOSHIKIらしい大きなインパクトのある出演となった。 また、出演時には、「今回走るやす子さんの挑戦に敬意を表します。僕も子供の頃に父を自殺で亡くし、痛みを持っているなかでファンの皆様のおかげでここまでこれたので、養護施設へのチャリティーと聞き応援したいと思いました」といったコメントでやす子や番組への共感を語った。 さらに9月1日の放送では、両国国技館での生出演となり、ディナーショー完走直後の満身創痍な状態ながら、決死のパフォーマンスを披露した。登場時には、同番組に1,000万円の寄付をすることを明かし、「子どもたちに元気を与えられればと思っているので、できる限り無理をします」と笑いながらコメントし、会場を和ませた。 今回行ったのは、『Nothing is Impossible YOSHIKIが送る超ボーダーレスLIVE!』と銘打った一夜限りのライブパフォーマンス。 先天性四肢障害のため、右手の親指以外が欠損したギタリスト・山田元気のギターソロを皮切りに、網膜色素変性症により視力の99パーセントを失うB-boy・MORIKO JAPAN、右腕がない状態で生まれ世界的なダンサーとして活躍するV.E.H.B.I(ドイツ)、左腕がないダンサー・NIKKO、聴覚に障がいのあるダンサー・MAHO、梶本瑞希、瑚といった、「NOTHING IS IMPOSSIBLE」を第一線で体現してきたダンサーたちが、KAITA、KENZO(DA PUMP)、SOTA(BE:FIRST)、 高橋海人(King & Prince / 「高」は、はしごだかが正式表記)、TAKAHIRO、RIEHATAなど、豪華な顔ぶれとともに総勢21人でロックとダンスが融合した前代未聞のステージを作り上げた。 これまで多くの人の心に寄り添ってきたYOSHIKIの名曲たちが、自身のスペシャルアレンジによって新しい形で生まれ変わり特別なパフォーマンスとなった。さらに、YOSHIKIは自身がプロデュースを手掛けるガールズグループ「美麗-Bi-ray-」とともに登場し、X JAPANの代表曲「Rusty Nail」をエッジの効いた24時間テレビ超ボーダーレス LIVE! バージョンで演奏。曲の後半には、YOSHIKIが同様にプロデュースするボーイズグループ「XY」もステージに加わり、YOSHIKI自身は華麗なピアノ演奏と激しいドラムプレイでのパフォーマンスで、会場のボルテージを最高潮へと押し上げた。 なお、YOSHIKIは10月に米カリフォルニア州ビバリーヒルズのシダーズ・シナイ・メディカルセンター(Cedars-Sinai Medical Center)で3度目の頸椎の手術を受ける。現在は、複数の医師から「すぐにでも治療に専念したほうがいい」と言われるような状態で活動を続けており、特に体に大きな負担がかかるドラムプレイはできる限り止めるように忠告されているため、今回が手術前最後の演奏となる可能性が高いとされている。 演奏後、首の調子について尋ねられたYOSHIKIは「みんながボーダーを超えて僕を応援してくれたので、首の手術も頑張れる気がします」と答えた。 番組の最終盤には、YOSHIKIの出身校である千葉県立安房高校と、数々のコンクールでの受賞歴を持つ八王子学園八王子高校のブラスバンド部、計76人とのコラボレーションで「紅」を披露。YOSHIKIのシャウトから一気に演奏のボルテージが上がり、番組への強い想いをパフォーマンスにのせていることが見てとれた。そして、やす子のチャリティーマラソン完走とともに、感動の渦に包まれた番組のフィナーレを彩った。 最後まで走りきったやす子には、「ひとりの力は小さいかもしれないけど、本当に勇気をもらいました」とその頑張りを称賛。このときに同番組の瞬間最高視聴率25.4パーセントを記録した。 放送後、SNSでは「YOSHIKIさんを筆頭にいろいろなアーティストがダンスなどのパフォーマンスを見て、いろいろな感情が入り交じって泣きそうになりました…」「YOSHIKIさんのドラムで踊る皆さんのPowerすごかった」「圧巻のドラムとピアノ…本当にテレビで観れて幸せです」「Rusty Nail のイントロを聴いただけで不思議と涙が出てきました」といった投稿があり、YOSHIKIのパフォーマンスの影響力の大きさや、チャリティーに関する考えへの共感がうかがえる内容の声が多く見られた。
THE FIRST TIMES編集部