ドゥテルテ前大統領に逮捕の可能性浮上 「麻薬戦争」で強権的な犯罪対策…ICC捜査に比が協力姿勢
日テレNEWS NNN
フィリピンで「麻薬戦争」と呼ばれる強権的な薬物犯罪対策を行ったドゥテルテ前大統領に、逮捕の可能性が浮上しています。 ドゥテルテ氏は在任中、容疑者の殺害もいとわない薬物犯罪の取り締まりを行い、ICC=国際刑事裁判所が人道に対する罪で捜査しています。 ドゥテルテ氏は公聴会の中で「あすにでもここに来て捜査して構わない」などとICCを挑発し、自身も犯罪者を「6人か7人」殺害したなどと発言しました。 これを受け、フィリピン政府が脱退しているICCの捜査に初めて協力する姿勢を示し、今後の行方が注目されます。