ライブ配信で150万円の報酬、愛知県立高校の実習助手を懲戒処分
アイドル姿で演奏や歌をライブ配信し、約150万円相当の副業収入を得たとして、愛知県教育委員会は13日、県立東海樟風高校の女性実習助手(30)を同日付で戒告の懲戒処分とし、発表した。 【写真】連日の売春の末、ラブホで客を刺した24歳 知的障害に乗じた男の影 県教委によると、実習助手は2022年12月下旬ごろ~今年3月下旬ごろ、スマートフォンのライブ配信アプリを使って、キーボードを演奏したり歌ったりする自身の動画を配信し、視聴者から「投げ銭」と呼ばれる換金可能なアプリ内通貨を計約150万円分受け取っていた。アイドルのコスプレなどをして週に2~3回配信していたという。 外部からの指摘で発覚。県教委は「長期間にわたり多額の収入を得ており、(禁止されている)副業にあたる」と判断した。実習助手は「知人が配信しているのを見て、やってみたくなった。収入がこんなに入るとは思わなかった」と話しているという。 このほか、県教委はいずれも同日付で、部活動の合宿先で女子生徒の着替えを盗撮したなどとして、性的姿態撮影等処罰法違反容疑で逮捕され、名古屋地裁で有罪判決を受けた県立天白高校の男性教諭(34)を懲戒免職に、同県豊橋市内の商業施設で女性客らを盗撮したとして、同市立前芝中学校の男性教諭(42)を停職4カ月=同日付で依願退職=にした。(松島研人)
朝日新聞社