佐々木朗希 選手の面談同席を希望せず「フェアで公平な競争になることを望んでいる」 ウルフ氏明かす
ロッテからポスティングシステムを使用してメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏(54)が30日(日本時間31日)、オンラインで会見を行い、交渉の進捗状況を語った。 【写真あり】身長168cmの近藤夏子アナ、佐々木朗希との2ショットが反響「身長差がお似合い」 ウルフ氏はこれまでの20球と面談を行ったことを明かし「2まるでロウキ映画祭のようだった」と表現した。「ロウキと家族はすべてのチームが準備に多くの時間をかけたことに感謝している。いくつかのチームはポスティングされるかどうかはわからなくとも、その希望のもとに数カ月前から準備してきた」と各球団への感謝も代弁した。 面談のテーマは「公平」だった。「彼は自身の決断とチームの両方の面でフェアで公平な競争になることを望んでいる。だから彼はすべてのチームとの面談を私たちのオフィスで行い、2時間以内という同じ時間で遂行させた」と全球団が平等な条件の下で行ったことを明かした。 佐々木本人の希望もあった。「一つの条件は、選手がミーティングに出席しないことだった」。日本選手が所属する球団も多く、OBなどを含めて“直接出馬”の可能性も報じられたが、佐々木本人がそれを望まなかった。「いくつかのチームのビデオには1、2人の選手が含まれていたが、ほとんどはGM、アシスタントGM、監督、投手コーチ。あとは何人かのトレーニングスタッフだった」と内容を振り返った。 ウルフ氏も「彼は、チームに日本人選手がいるかどうかについて特に気にしているようには見えませんでした。過去に日本人選手を代表していたときには、それが問題になることがありましたが、それは全く話題になりませんでした」と振り返る。あくまでもフラットな目線で、面談に臨んだ右腕に対し「彼は他の選手とは違って典型的な見方をしていないようです。彼はもっと長期的でグローバルな視点を持っていると思います」と人間性も最大限に評価した。