オリックス・川瀬 地元・大分で初の“兄弟自主トレ計画” 制球力アップで「ゆくゆくは先発」目指す
オリックスの川瀬堅斗投手（22）が19日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸800万円でサインした。今年7月に育成から支配下登録され、9月13日のソフトバンク戦では5歳上の兄・晃との対決も実現。オフは地元・大分での「兄弟自主トレ」を行うことも明かした。 「地元で晃、兄ちゃんとやりたいなと。今までは（球団の）育成練習があったので、12、1月を自由に過ごすオフは初めて」 今季は中継ぎ8試合で0勝1敗、防御率3.48。兄弟対決では代打出場の兄を直球で二ゴロに打ち取った。「今後も続くと思うので一本も打たれないようにしたい」。自主トレでは兄相手に投球もする予定で「守備面でも教えてもらえることもあると思うし、1月から打者との感覚を味わえる」と強調した。 来季へは自慢の制球力に磨きをかける。「今はいろいろ経験して、ゆくゆくは先発でやっていきたい」と目を輝かせた。（山添 晴治）
