1日5分でさらば中年太り! 大人気ダイエットトレーナー直伝 引き締まったウエストのための「ぽっこりおなか解消体操」
おなか伸ばし体操
思いっきり上に伸びることで、自然と腹圧が使えるようになる体操。たったこれだけで腹圧がかかった状態が体感できます。習慣にして続けることで体に腹圧がかかった状態が記憶され、普段から腹圧が働くようになります。 「トイレに立ったついで」「外出する前」などタイミングを決めておくと、習慣にしやすくなりますよ。
(1)立ったまま両手を組み、手のひらを返しながら腕を上に伸ばす。最大限上までグーッと伸ばして、そのまま3秒キープ。
(2)組んだ手を離して腕の力を抜き、ストンと両手を下ろす。伸ばす前よりおなかが引き上がった感覚があればOK。(1)に戻って5回繰り返し、続けて2セット行う。
おなかペコポコ体操
おなかをへこませたりふくらませたりして、なまけたおなかのインナーマッスルを鍛える体操。インナーマッスルの中でも、腹巻きのようにおなかをぐるっと囲んでいるのが「腹横筋」です。 この腹横筋を“ペコポコ”と効果的に刺激する動きを繰り返すことで、ぽっこりおなかが解消します。
(1)立ったまま、息を吸うタイミングでおなかをペコッとへこませる。
(2)息を吐くタイミングで、おなかをポコッとふくらませる。(1)に戻り、「へこませる→ふくらませる」をリズミカルに繰り返す。10回繰り返し、2セット行う。
【コラム】食事は野菜・海藻・きのこをたっぷり摂る
腹圧のほかにもう1つ、ぽっこりおなかになる要因があります。それが、脂肪をため込みやすい食事です。 飲みすぎ・食べすぎ、脂ものや炭水化物に偏った質の悪い食生活は、おなか回りを太らせます。年を重ねてもすっきりした体形でいたいなら、食生活も同時に見直すようにしましょう。 気をつけたいのが、「麺+ごはん」などの【ダブル炭水化物】や、カツ丼やからあげ定食、ギョーザ定食などの【脂質・動物性たんぱく質・炭水化物の組み合わせ】。これらは、おなか回りに脂肪がつきやすい食事の代表例です。 とはいえ、ラーメンとチャーハンのセット、ビールにギョーザなど、おいしいものにはつい手が伸びてしまうもの。どうしても食べたいときは、「野菜・海藻・きのこ」のいずれかの一品料理を追加するようにします。 例えば、牛丼にはサラダをプラス、ラーメンとギョーザを食べるなら野菜が多いタンメンを選ぶなど、ちょっとした工夫でOKです。 食物繊維が豊富な野菜・海藻・きのこは、余分な脂質や糖を排出し、血糖値の上昇をゆるやかにすることで、肥満を予防する働きがあります。