1日5分でさらば中年太り! 大人気ダイエットトレーナー直伝 引き締まったウエストのための「ぽっこりおなか解消体操」
健康や体形が気になりながら、「忙しい」とついつい体のケアをおこたりがちだったりしませんか? そこで、ダイエットトレーナーの小山圭介さんが、オフィスや自宅で思い立ったときにすぐできる「タイパ」ストレッチ&体操を紹介。ちょっとしたスキマ時間に気軽にできる「タイパ」だからこそ、気軽に習慣化しやすいものです。 今回のテーマは、ぜい肉をすっきり落とす「ぽっこりおなか解消」体操です。
「腹圧」を目覚めさせておなかをスリムに
年齢を重ねると、体がたるんできた、ベルトがきつくなってきたなど、おなか回りについたぜい肉に悩む人が増えてきます。 そんなぽっこり出たおなかには、腹圧が関係しています。腹圧とは、腹腔内にかかる圧のことで、体幹を支えたり、正しい姿勢を保ったりする働きがあります。 ぽっこりおなかになりやすい人の特徴として、おなか回りの筋肉が働いておらず、腹圧がかかっていない時間が長いことが挙げられます。 立っているときに、背中が丸まっておなかが前に突き出た姿勢になっていませんか? そうすると、骨盤が後ろに傾いて、どんどんおなかがぽっこりしてきます。 ぽっこりおなかは、いわゆる「太鼓腹」とも呼ばれ、老けた印象を与えてしまいがちです。特にベルトをしたスーツ姿は、太いおなか回りが強調されて見え、ビジネスシーンではマイナスな印象を与えかねません。 姿勢が悪く運動習慣がない人、いつもおなかが前に出た姿勢になっている人は、まず普段の立ち方をチェックしてみましょう。
✕ 腹圧がかかっていない「よくない立ち方」 おなかの力が抜けた状態で腹圧がかかっていないと、ぽっこりおなかになりやすい
〇 腹圧がかかっている「よい立ち方」 姿勢がよく、おなか回りの筋肉が働いている状態、つまり腹圧がかかっているとぽっこりおなかになりにくい
ぽっこりおなか解消のカギは、腹圧を上手に使える体にすること。ハードな腹筋運動、マシンを使ったきついトレーニングは不要です。 今回、紹介する2つの体操を1日に数回、始めてみてください。 なまけていた腹圧が目覚めて、立っているときも座っているときも自然と使えるようになります。腹圧が働くことでおなかが引き締まるだけでなく、代謝が上がって太りにくい体質を目指せます。