会議を終え囲み取材に応じる永井編成育成本部長兼スカウト部部長（撮影・冨永豊）

　ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長が23日、東京都内のホテルで取材に応じ、24日のドラフト会議での1位指名を非公表とした。事前にドラフト1位を公表しないのは2019年以来、5年ぶり。 ■ソフトバンクの過去10年の1位指名 　また永井部長はドラフト全体についても説明した。「基本的にはうちのリストでいうと、ちょっと絞り込んだ形にはなったと思う。それでもドラフトというのは他球団の評価を把握できているわけではないので。何人指名できるかというのは、うちのリストにいる選手がいなくなれば、少なくなるでしょうし、残ってくれば下の方まで指名していくのかな。リスト自体はコンパクトにしたつもりですけど、指名順がどこまで下りるかはわれわれだけの都合じゃないのでちょっと分からないです」と話した。昨年は支配下で7選手を指名したが、少数精鋭型となる可能性もある。 　また4軍制を敷き、昨年は育成で8選手を指名。「リストをつくって臨んでいる。たくさん取れればいいけど、支配下でわれわれの育成のリストの選手が指名されることもある。どれだけいなくなっていくかというのが見えないので。育成もたくさん取るとか、絞るとかというところは流れが見えていないかなというのはあります」と話した。