伊藤洋輝の再離脱にバイエルン指揮官コンパニが嘆き「彼にとっても我々にとっても痛手」
戦列復帰が先延ばしとなった日本代表DF伊藤洋輝について、所属するバイエルン・ミュンヘン指揮官のヴァンサン・コンパニ監督が言及した。 伊藤洋輝、現地での評価は? バイエルンは5日に伊藤が中足骨の再手術を受けたことを発表。今夏にシュトゥットガルトからバイエルンに渡った伊藤は7月末のプレシーズンマッチで中足骨を骨折。当初は全治2~3カ月と伝えられ、先月4日にはボールを使ったトレーニングやスプリントなどを再開したことで近々のチーム練習への合流が期待されていた。 しかし、クラブは公式ウェブサイトを通じて「伊藤洋輝は再び中足骨の手術を受ける必要性が生じた。手術は本日火曜日に行われ、無事に終了した。これによりFCバイエルンのDFは当分の間は再び欠席となり、できるだけ早くリハビリ・プログラムを再開する予定となる」と説明。回復は順調に進んでいなかったことを明かしている。 6日に行われるチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節 ベンフィカ戦に向けた前日会見に出席したコンパニ監督は伊藤について「伊藤にはこれから忍耐が必要になる」とコメント。「我々にとっても彼にとっても苦しいことだ。しかし、彼は戻ってくるし、自分のフォームを見つけるだろう」と再離脱を嘆きつつも、復帰へ期待を込めた。