【朝日杯FS】混戦向きの脚力を備えるタイセイカレント 陣営「デビュー前よりも動けるようになった」
◆第76回朝日杯FS・G1(12月15日、京都競馬場・芝1600メートル)=12月9日、栗東トレセン 【データで見る】タイセイカレントの血統、戦績 サウジアラビアロイヤルC2着から臨むタイセイカレント(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎、父モーリス)は全休日のこの日、厩舎でリラックスして過ごした。5日の1週前追い切りでは、CWコースで6ハロン82秒5―11秒2で先着した。柿崎助手は「ジョッキー(坂井騎手)は夏以来、久しぶりに調教に乗ったそうですが、『馬がよくなっている』と言っていました。デビュー前に比べ、動けるようになってきています」とうなずいた。 初戦は逃げ切りだったが、前走は追い込んで2着。ただ、2戦ともに発馬が速くなかった。「中間にゲート練習をしています。前走もダッシュがつかなかったけど、馬群を抜けてきたように脚があります」と同助手。初タイトル奪取の可能性は十分に秘めている。
報知新聞社