中日・大野雄大、来季”復肩”へ11月異例のブルペン入り「勝負は始まっているということです」
中日の大野雄大投手(36)が19日、中日屋内練習場で異例のブルペン入り。捕手を立たせて15球、座らせて5球の計20球。国際大会出場を除けば11月は肩を休ませる期間にあてていた。再起を期して息を切らせた。 「来季の勝負は始まっているということです。今後ブルペン入りする予定はありませんが、継続的に強いボールを投げ続けながらオフを過ごしたいと思います」 背番号22が11月のブルペンにいた。直近では2019年のプレミア12で投げたくらい。過去数年間は10月の秋季練習を終えるとスローイングをやめ、年明けの沖縄自主トレで再び肩肘を動かし始めるのがルーティンになっていた。 ローテを守り続けることこそが存在証明だったが、昨季は1試合登板で左肘にメスを入れた。今季は9試合登板で2勝6敗、防御率4・87に終わった。投げ続けるオフの先に”復肩”はあると信じている。
中日スポーツ