石橋貴明が朗希移籍にモヤモヤ 3冠王・村上引き合い「ヤクルトにお金が入らないんでムネはもう1年やる」
お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(63)が17日、自身がパーソナリティーを務めるTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希投手(23)への複雑な思いを吐露した。 【写真あり】佐々木朗希 ファンへ惜別メッセージ「アメリカでも頑張ります」 芸能界屈指の野球通で知られる石橋がホスト役を務める同番組。この日はゲストに元ロッテ捕手で野球評論家の里崎智也氏(48)を迎えて「どこよりも早い2024シーズン総括」をテーマにトークした。 そのなかで佐々木の話題になると「大学卒業して1年目の年(齢)なんですよね、23(歳)だから。これで行っちゃうのは多分、大谷(翔平と同じ)…」と高卒5年目を終えたタイミングでの“チャレンジ”に触れた。 そして、「あん時にできちゃったルールですもんね、25歳ルール」と大谷翔平投手(30=ドジャース)が2017年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してエンゼルス入りした当時を回想。 佐々木は25歳ルールに制限されなければ10年総額2億7500万~3億ドル(約429億~468億円)の契約が予想されるも、現在25歳未満のため規定によりマイナー契約しか結べず、契約時に得る契約金は多くても700万ドル(約11億円)程度に抑えられる。 マイナー契約の譲渡金は契約金の25%。仮に佐々木の契約金が、大谷が17年にエンゼルスとマイナー契約した際の231万5000ドル(当時約2億6000万円)と同程度ならば、ロッテへの譲渡金は約8900万円となる。 「ロッテは悔しくてガムかむしかない」と冗談めかした石橋。「本当はムネは今年25の年なんだけど、早生まれで。24になっちゃうんですよ、契約が。だからヤクルトにお金が入らないんで、ムネはもう1年(ヤクルトで)やるんです」と石橋とも親交の深いヤクルト・村上宗隆内野手(24=ヤクルト)が2000年2月生まれであることからメジャー移籍をもう1年待つことを引き合いに出した。 そして、「え~…行っちゃうの…」と佐々木の決断に複雑な思いを隠せず。「え~…本当にドジャースなの?」と移籍先にも触れた。 「だって、すっげー仲いいんでしょ?山本くんと」とドジャース・山本由伸投手(26)の名前も出した石橋は「それで…言ったら…岩手の大先輩もいるわけで」と佐々木と同郷である大谷の存在にも言及。「ピッチャーの駒は足りない状態なんで」とドジャースの現状にも触れつつ最後まで複雑な思いを隠せなかった。