世界296位の21年全米女王ラドゥカヌがストレート勝ちで初戦突破、ジャバー待つ2回戦へ<女子テニス>
ムバダラ・アブダビ・オープン
女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は5日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク296位のE・ラドゥカヌ(イギリス)が同36位のM・ブズコバ(チェコ)を6-4,6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【大坂 なおみ、ラドゥカヌらアブダビOP組合せ】 2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)女王である21歳のラドゥカヌは昨シーズン、負傷の影響によりほとんど試合に出ることができず、今季復帰。世界ランクも296位まで低下しているが、今年は負傷もなくツアーに参戦し続けている。 1回戦、ラドゥカヌはファーストサービスが入ったときに67パーセントの確率でポイントを獲得。ブズコバに3度のブレークを許したものの、リターンゲームではそれを上回る7度のブレークに成功し、1時間22分で初戦突破を果たした。 女子テニス協会のWTA公式サイトにはラドゥカヌのコメントが掲載されている。 「とても難しい相手だった。マリー(ブズコバ)のボールは処理するのが大変で、何度もボールを打ってくる。彼女のボールスピードやコート、ナイトマッチのコンディションに慣れるのに少し時間がかかったけど、自分の修正力にとても満足しているわ」 2回戦でラドゥカヌは第2シードのO・ジャバー(チュニジア)と対戦する。今大会は上位4シードが1回戦免除のためジャバーは2回戦からの登場となる。