都内の大学に通うのに「1人暮らしをしたい」という息子。親として仕送りは難しいです。「風呂なしアパート」に住んでもらうなら家賃はどのくらいですか?
毎日銭湯に通った場合にかかる費用は?
風呂なし物件に住んだ場合、毎日銭湯に通う可能性があります。銭湯の大人の入浴料金を550円(税込み)と仮定すると、毎日銭湯に通うと1ヶ月に1万6500円ほどかかります。歩いて通える場所に銭湯がない場合はさらに交通費がかかることになるでしょう。 家賃を3万円におさえられても、毎日銭湯に通うために1ヶ月に1万6500円かかると考えると、表1の「住居・光熱費」の平均を超えてしまう可能性があります。そのことも踏まえたうえで、風呂なし物件に住んでもらう必要性をよく考えた方がいいかもしれません。
風呂なしアパートだと毎日の銭湯代でかえって高くつく可能もある
大学生が一人暮らしをする場合、学費のほかに平均月9万円程度の生活費がかかると考えられます。 風呂なしアパートの家賃を3万円とした場合、お風呂に入るための水道代やガス代もかからないことを考えると「住居・光熱費」の金額をおさえられる可能性があります。 しかし、毎日銭湯に通った場合は1ヶ月に1万5000円ほどの銭湯代がかかるため、かえって高くつくこともあり得るため、注意が必要です。 出典 独立行政法人 日本学生支援機構 令和4年度 学生生活調査結果(5,49ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部