中央通りアーケードでキッズスペースをオープンしている、やっちゃんち＠キッズスペースを見学

　奄美市は「市子ども・子育て応援民間トライアル事業」の採択事業者向けに10日、AiAiひろば2階会議室で、補助金活用の説明会、交流会をした。交流会後は一次応募採択者の「やっちゃんち＠キッズスペース」の現地見学会も実施された。 　同事業の採択者は、ほとんど補助金を活用して事業を実施することが初めての民間事業者。採択者の円滑な事業実施を支援するため、補助金活用に関する説明会と、子育てを支援したいと考える採択者同士の交流の場を作ることが目的。 　説明会には一次応募採択者3人、二次応募採択者3人が参加した。市重点政策推進監の畠山正明さんは「この事業を通じて市の教育支援に取り組んでいけることは喜ばしい」とあいさつ。 　補助金活用について▽補助金の流れ▽事業の進め方▽注意してほしいこと―の説明があり、市は「困ったらとにかく相談してください」と参加者らに呼び掛けた。交流会では自己紹介・名刺交換があり、参加者らは積極的に話し掛け情報交換をしていた。 　安田壮平市長は「民間の支えとアイデアと意欲を活用・連携させていただきたい」と話した。 　21日から市住用町の体験交流館を事務所として「出張ひろば ぬくもり」をオープンさせる森智帆美さん（28）は「私も子育て真っ最中なので、ありがたいと思った。親子で行ける場所があるとうれしいし、今日ここで知った事業を周りにも紹介したい」と語った。