“性的いじめ”市教委が重大事態認定も―小学生の息子への支援不十分で母親が涙「校長や教頭…担任は鼻で笑う発言が多い」 今度は『札幌市』主体で学校などの対応を再調査検討へ 北海道
UHB 北海道文化放送
札幌市で起きたいじめの問題。 母親はときおり涙を浮かべ憤りをあらわにしました。 2024年10月、重大事態として公表された男子児童が受けた性的ないじめについて、札幌市はきょうから支援状況を含め再調査の検討を始めました。
母親が涙ながらに語る「被害児童に対する支援…うちの息子は受けられていない」
「被害児童に対する支援、現時点でうちの息子は受けられていない」(被害児童の母親) ときおり涙を浮かべ、小学生の息子が受けたいじめの内容を語る母親。 男子児童は小学3年のとき、同じスポーツ少年団にいた当時中学1年の男子生徒から性的ないじめを受け、いじめの重大事態として今年10月に公表されました。 しかし、男子児童への支援を期待した母親でしたが裏切られます。 「校長や教頭、担任は鼻で笑う発言が多い」(母親) 母親の訴えを受け、札幌市が12月27日から学校側の支援体制などを調べる再調査の検討を始めました。
別のいじめも発覚―現金奪われたり…首を絞められたり
さらに、この男子児童をめぐり、別のいじめ被害が明らかに。 小学2年のとき、当時の同級生のきょうだいから現金2000円を奪われ、暴言を吐かれました。 小学5年の2023年は同級生に学校で首を絞められました。 札幌市教育委員会はこの新たに発覚した2つのいじめも「複合的ないじめ」と認定。今後、第三者委員会の調査が始まるとみられます。
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