地震で通行止めだった松川沿いの市道 およそ5か月ぶりに通行再開 富山
元日の能登半島地震で道路に亀裂や段差ができ通行止めとなっていた富山市の松川沿いの市道が29日、およそ5か月ぶりに規制が解除され車が通れるようになりました。 【写真を見る】地震で通行止めだった松川沿いの市道 およそ5か月ぶりに通行再開 富山 「撤収しましょう」 通行止めが解除されたのは、富山市の中心部に位置する松川の北側で、県庁の南側などを通る市道です。 元日の能登半島地震によって、松川にかかる安住橋から宮下橋までのおよそ660メートルの区間に深さ1メートルの亀裂や最大で50センチの段差ができ安全が確保できないとの理由から通行止めが続いていました。 富山市は2月から復旧工事に取り掛かり安住橋から塩倉橋までのおよそ300メートルと、華明橋から桜橋までのおよそ130メートルについて。29日までに工事が完了しました。 富山市建設部道路整備課 高木勝人課長:「社会基盤の大事な道路なので早く通行したいという思いで施工してきました。これからようやく、震災前の日常の使い方という形で復興の第一歩になればいいなと思っております」 ただ、富山市役所南側の塩倉橋から宮下橋までの区間は、工事が続いているため、6月15日頃まで幅員が減少するということです。
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