“夏の王様”羽化シーズン到来 福井県でカブトムシ30匹放し飼い、ヘラクレスオオカブトも
カブトムシが羽化の時季を迎え、福井県永平寺町松岡志比堺にある施設では6月22日、子どもたちが昆虫の“夏の王様”との触れ合いを楽しんだ。 昆虫に親しんでもらおうと、宮崎愛夢さん(22)が繊維工場だった建物を改装し、2年前に「ドリームビートル」をオープンした。カブトムシ約30匹を施設内で放し飼いにしている。体長約8センチに成長したヤマトカブトムシや約15センチのヘラクレスオオカブトを触ることができる。 この日、坂井市から親子3人で訪れた男の子(4)は恐る恐るカブトムシをなで「かっこいい。おうちで育ててみたい」と喜んでいた。 今後、クワガタも羽化していくという。今シーズンの開館は9月上旬ごろまでの土日祝日。午前10時~午後4時。入場無料だが、触れ合い体験は500円が必要。
福井新聞社