【ボートレースコラム】米丸乃絵 父は現役の競輪選手 下関で優出…ぐんぐん成長中
福岡支部にまた楽しみな女子選手が現れた。128期の米丸乃絵(23)は熊本出身。父が現役の競輪選手で、取材したこともあり、デビュー当時から気にはなっていた。8日からの下関オールレディース競走では3勝、2着1本、3着5本。オール3連対と舟券に貢献し、通算4回目の優出で優勝戦は4号艇、3着だった。 下関での序盤は機力で目立つことはなかったが、レースぶりは光り、道中で競り勝つシーンも多かった。出足、回り足を日に日に仕上げ、準優後には「本当にいい感触してます。全部の足がいいと思う。初優勝したい」と自信をのぞかせていた。 久しぶりに見たのだが、成長する選手というのは、こんなものなのかなとしみじみと思った。 前期はF2で勝率は3点台に終わったが、前々期は6点台に乗せ、今期はかなり期待していい。年末年始は29日から1月3日の芦屋に出走予定だ。(川淵 陸郎)