【MLB】フィリーズがレイズに3連勝して貯金30 メジャー最高勝率をキープ ウィーラーは6回2失点で15勝目
【レイズ2-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月12日、フィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのレイズ3連戦の最終戦を迎え、接戦の末に3対2で勝利。3連戦を見事にスイープして貯金を30の大台に乗せ、メジャー最高勝率の座をキープした。フィリーズ先発のザック・ウィーラーは6回4安打2失点で自己最多の15勝目(6敗、防御率2.60)を挙げ、4番手のカルロス・エステベスが25セーブ目を記録。レイズ2番手のドリュー・ラスムッセンは決勝打を浴び、今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】フィリーズのニック・カステヤノスが先制の20号2ランを放つ ドジャースに1ゲーム差をつけてメジャー最高勝率を記録しているフィリーズは、初回にニック・カステヤノスの20号2ランで先制。2回表にテイラー・ウォールズのタイムリーで1点を返され、6回表にはジョナサン・アランダの2号ソロで同点に追いつかれたが、直後の6回裏に二死1・3塁のチャンスを作り、ウエストン・ウィルソンのタイムリー内野安打で勝ち越しに成功した。7回以降はマット・ストラーム、ホセ・アルバラード、エステベスとつなぎ、1点のリードを死守。3対2で勝利し、レイズ3連戦をスイープした。 ウィーラーは6回103球を投げて被安打4、奪三振9、与四球3、失点2の力投を見せ、キャリアハイを更新する15勝目をマーク。現在、クリス・セール(ブレーブス)が投手主要3部門でメジャートップの数字を残し、サイ・ヤング賞の大本命となっているが、ウィーラーの15勝と防御率2.60はリーグ2位、199奪三振は同3位の数字であり、残りの登板の出来次第では逆転の可能性も残されている。ちなみに、ウィーラーのWHIP0.97と被打率.192はともにリーグ1位の好成績である。