“まるごと支援”の方針…能登半島地震で被災した七尾市に名古屋市が職員を派遣 受け入れ態勢などに課題も
ほかにも、修学旅行に行けなくなった子供たちを名古屋に招待するなど、草の根の交流が続いています。
名古屋市は能登半島地震でもこの経験をいかし、七尾市を「まるごと支援」する方針で、飲料水7万リットル以上などの物資を届けたほか、既に10人以上の職員を派遣しています。
名古屋市職員: 「押しかけ支援ができる形にまで受け止めの水準を上げていただくように関わっているんですが、そこが今非常に苦しい状況です」 9日に開かれた会議では、被災地の混乱が続き、支援受け入れの態勢が整わないなどの課題も報告されました。 岐阜県は、最大震度6弱を観測した石川県中能登町の支援を担当しています。 中能登町の宮下為幸町長: 「業務が膨大となり、マンパワー不足が心配されております。息の長いご支援をお願いいたします。どうかよろしくお願いいたします」 古田岐阜県知事: 「長期戦も含めて、岐阜県の総力を挙げてご支援申し上げたい」
9日午後2時から県庁で開かれた会議には、宮下為幸町長がオンラインで参加し、罹災証明書の発行やごみ処理、除雪対応などへの支援を求めました。