超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング13位。安定して3万人超え! 国立開催なしで記録更新
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
13位:名古屋グランパス 本拠地: 豊田スタジアム(43,739人収容) その他ホーム開催地:岐阜メモリアルセンター長良川競技場(16,310人収容) 平均入場者数:27,650人 平均収容率:66.2% 今季のYBCルヴァンカップを制覇した名古屋グランパスは、本拠地の豊田スタジアムと岐阜メモリアルセンター長良川競技場の試合で平均収容率66.2%を記録した。平均入場者数は27,650人となり、クラブ史上最多の数字を更新している。 今季最も収容率が高かった試合は、40,498人を動員した第26節の東京ヴェルディ戦だ。シーズン唯一の40,000人越えとなったこの試合は、92.6%の収容率を記録し、スタジアムは満員に近い状態となった。 名古屋は開幕戦の鹿島アントラーズ戦や第11節のヴィッセル神戸戦でも30,000人後半の数字を叩き出しており、安定して多くの観客を取り込んでいる印象だ。 最も収容率が低かったのは、第29節のアルビレックス新潟戦で、10,083人しか集客できず、23.1%の収容率と、低調な数字に終始している。ただこの試合は8月末の試合が台風の影響で順延し、かつ平日開催となったことが大きく関与していると考えられるため、実際の最低収容率は第14節のFC東京戦で33.3%となるはずだ(こちらも平日開催)。 収容率は順調な同クラブだが、リーグ戦では11位に沈んでしまった。来季はスタンドに詰めかける多くのサポーターに1つでも多くの勝利を届けられるような活躍に期待したい。
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