防御率トップはモイネロも「宮城が抜く可能性あります」

セレモニーで挨拶するソフトバンク・小久保裕紀監督【写真：竹村岳】

■ソフトバンク 1ー0 ロッテ（4日・みずほPayPayドーム） 　ソフトバンクは4日、ロッテ戦（みずほPayPayドーム）に1-0で勝利した。これがレギュラーシーズン最終戦で、小久保裕紀監督は新人監督として最多勝利数を更新する91勝目を挙げた。試合後のセレモニーでは“爆笑スピーチ”でファンを喜ばせた。 【写真】鷹右腕が元アイドルと電撃結婚　夫人と肩を寄せデレデレするアツアツ2ショット 　試合後にはセレモニーでファンに挨拶。今季のタイトル獲得が濃厚な選手の名前を挙げて祝福。リーグトップ41盗塁の周東に対しては「佑京の能力からして大谷翔平より少ないのは監督しては納得していません」と愛のあるイジリも披露した。これには周東も苦笑いしていた。 　その直前には「きょう最初に1つ報告をさせてください。牧原大成の第2子となる長男が生まれました。大成おめでとう。試合前の出産に立ち会い、球場に駆け付けセカンドを守るという。大変な商売ですね」とサプライズ発表も披露した。 　防御率1.88のモイネロに対しては「これは宮城（オリックス）が抜く可能性があります。楽天戦、楽天が2点奪えばモイネロの1位。宮城が打たれることを願うのではなく、楽天打線を応援してください」。また、日本ハム・伊藤と並ぶ14勝の有原についても「これも伊藤次第です」などとリップサービスでファンを喜ばせた。 　最後はクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ、日本シリーズへ向けて「戦いはまだまだ続きます。16日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージに向けて最高の準備をして挑みます。超満員にしていただき、地の利を生かした戦いの後押しをよろしくお願いします」と呼びかけ、大きな拍手を浴びていた。