「パスが8割」「今まで取れてなかった分、取らないと」今季2点目の三笘薫が取材記者に語った本音。31歳指揮官の下で躍進するチームにも手応え「勝負強くなってきている」【現地発】
「我慢すればチャンスは来ると思っていた」
迎えた49分、前述のとおり、日本代表のエースが開幕戦のエバートン戦以来およそ3か月ぶりのゴールを決めた。リードを2点に広げたシーガルズだったが、その10分後の59分にカルロス・バレバが2枚目のイエローカードを提示されて退場処分となってしまう。 数的不利となったブライトンは、後半の残り時間はボーンマスに押し込まれ続けた。アディショナルタイムに失点して1点差に迫られたものの、前節のマンチェスター・シティ撃破に続き、代表ウィーク直後の試合も勝利。リーグ連勝に成功した。 背番号22は、試合を次のように振り返った。 「すごくアグレッシブな相手に、前半も1点取った後はなかなか苦しい時間帯でしたけど、最後のところは、やらせないってところはしっかりとできてました。我慢すればチャンスは来ると思ってたので、最後10人になりましたけど耐えていい勝利だったと思います。ワンチャンスで決め切る力があるチームだと思うんで、そこは1点目もそうですし、より勝負強いチームになってはきてるかなと思ってます」 現在の三笘はチームの好調を喜び、その一員としてプレーしている充実感を楽しんでいる様子だ。無論、自身の数字にこだわり続け、得点とアシストの両面でワンランク上のレベルに進化したいという考えは常に念頭にある。 それでも、ブライトンでの3年目のシーズンは、とりわけチームの勝利優先に話をする機会が多く、前節のマンC戦後もゴールはなかったものの「勝てれば全然問題ないですね」と振り切っていた。 ボーンマス戦後にも、「チームが勝てば、もちろん1番なんで。負けていればもちろん僕らは前線の選手としてやらないといけないんですけど。自分の役割も色々ある中で、フォワードの選手が取れているというのは全然問題ないことだと思いますし。もちろんチャンスがあったのでそれは決めないといけないですけど、まずはチームの勝利のためにやらないといけないと思いますね」と述べている。
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