8メートル大しめ縄 氏子ら新年へ大仕事 長崎・諏訪神社
長崎市上西山町の諏訪神社で8日、長坂の大門にかける大しめ縄作りがあり、年迎えの準備が進んでいる。 大しめ縄作りに参加したのは氏子約80人、午前8時にスタートした。諏訪神社大門大注連縄(しめなわ)奉賛会の石谷忠善会長(74)ら年長者の指導で、2トントラック2台分のわらを小束にして編み込み、2本の大縄を作った。 クライマックスは2本をより合わせる作業。号令に合わせ、氏子たちは大縄を抱えて上を下へとねじり上げ、長さ約8メートルの大しめ縄が完成。午後8時過ぎに大門へのかけ替えを終えた。 石谷会長は「最近は30、40代の若手も増えてきた。伝統的な作り方を継承していきたい」と話した。