ニューガーズ、イタリア倒産法の適用を申請か 事業を継続しつつ再建を目指すと海外メディアの報道
なお、24年1月には、伊ファンドのスタイル キャピタル(STYLE CAPITAL)がNGGの買収を検討していると報じられたが、現時点では実現していない。
今回のイタリア倒産法の適用申請に関し、NGG、ファーフェッチ、クーパンからのコメントは得られなかった。
クーパンについて
クーパンは、“韓国のアマゾン”とも呼ばれるeコマース企業。24年4~6月期(第2四半期)決算は、売上高が前年同期比25.4%増の73億2300万ドル(約1兆1277億円)、営業損益は前年同期の1億4800万ドル(約227億円)の黒字から2500万ドル(約38億円)の赤字に、純損益は1億4500万ドル(約223億円)の黒字から1億500万ドル(約161億円)の赤字となった。純損失にはファーフェッチによる損失などが含まれている。なお、8月には、ファーフェッチの企業向けECプラットフォーム事業、ファーフェッチ・プラットフォーム・ソリューション(Farfetch Platform Solutions)を終了することを発表している。