近所に食べ放題「2000円」で時間制限なしの店があります。子どもが食べ盛りで「食費」が高いのですが、食べ放題なら“節約”できるでしょうか?
食費を節約するためのポイント
今回のシミュレーションからも分かる通り、食費の節約のために食べ放題を利用するのは現実的ではありません。食費を少しでも抑えるなら、ほかの方法を模索しましょう。 まず、外食の回数を減らすことが大切です。今回のシミュレーションからも分かる通り、1回の外食を1500~2000円以内に抑えても、食費を圧迫する可能性があります。4人世帯における1ヶ月の外食費の平均は1万7137円であり、全て自炊に切り替えるだけで食材を余分に購入することを考慮しても1万円以上の節約になる可能性があります。 また、スーパーやドラッグストアごとに「ポイント〇倍」「会計金額から5%オフ」などお得な日が異なるため、曜日ごとに最もお得な店舗を回ることで現金を節約できたり、ポイントが多く貯まることで次回の買い物に充当したりすることができます。
まとめ
時間無制限で食べ放題2000円あるいは1500円というのは外食として考えると非常にお得に思えますが、自炊と比較すると1人あたりが負担する費用が高額になります。いくら子どもが食べ盛りとはいえ、食費を節約するのは難しいでしょう。 食費の節約はむしろ外食を可能な限り減らすことや、曜日ごとに異なるお得なお店を把握しておくほうが有効なケースが多いです。無理のない範囲で、工夫しながら節約に挑戦しましょう。 出典 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)二人以上世帯 総務省統計局 家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年)単身世帯 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部