【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
ストレス兆候再び
中国の不動産債務危機は5年目に入っているが、住宅販売の低迷が続く中、経営難に陥ったデベロッパーの債務返済が容易になっている兆しはほとんど見られない。デベロッパーのドル建て社債は依然として深刻な経営難の水準で取引されており、債務発行はほぼ枯渇し、この業界は株式市場でも著しく出遅れている。中国を代表するデベロッパーの1社が債務不履行リスクを理由に当局の監視下に置かれたり、閑散とした北京のショッピングモール売却に動く業者もいたりするなど、ここ数週間で再び警鐘も鳴らされている。
中国大手も熱視線
へッジファンド業界のハブとして急成長しているUAEのアブダビとドバイに、中国の大手投資会社も関心を強めている。関係者によると、香港の投資会社ヒルハウス・インベストメントと中国のCPEは、アブダビにオフィスを構えることで初期段階の話し合いを行っている。ドバイの金融規制当局とヘッジファンド業界団体は最近、ドバイへの誘致を目的とした会合に中国資産運用会社の幹部を招いた。ドバイ国際金融センターは「2024年を通じて中国企業からの関心が急増した」としている。
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