【バドミントン】新ペアの福島由紀&松本麻佑が準々決勝進出。「一戦一戦を楽しみながら、しっかりと次につなげたい」(福島)<熊本マスターズ2024>
昨年から新たに日本で始まったBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。女子ダブルス2回戦で大澤/田部に2-0で勝利した福島由紀&松本麻佑のコメントを紹介する。 ――試合を振り返って 福島 出だしはよくなかったですけど、お互いに話し合いながら修正しました。凡ミスも結構あったので、そこは次に向けて修正したいです。 松本 エンドが変わってシャトルが飛ぶ、飛ばないというのが結構ありましたが、確認しながらやっていました。 ――スコア(21-17、21-18)ほどは慌てていなかった? 福島 そうですね。集中力がいま一つ上がらなかった部分がありました。 松本 相手がセオリー通りではない打ち方をするので、やりづらさがありました。あとは、互いに「フクヒロ」と「ナガマツ」でやってきたことが頭の中にあって、(前と後ろに)行く、行かないということに神経をすり減らしました。それで集中力を持てなかった感じがしました。 ――相手は怖いものなしで向かってきた 福島 相手は向かってくるだけなので、いつもよりもいいプレーが多かったのかなと思いました。私は、一度(別の選手と組んで)日本ランキングサーキットで対戦していて、ある程度はイメージできていたのですが、相手は気持ちが乗っている分、いつもより球が返ってきたという感じはしました。 ――2試合を終えて課題は見つかったか 福島 コンビネーションは話し合いながらやっていけばいいと思っています。互いにどうやっていくかを話せるので、そこはすごくわかりやすい。試合中にもすぐに切り替えられるのでやりやすいです。でも、ミスした後などは、まだ互いにわからない部分は多少あるので、そこでかみ合っていけばと思います。 松本 やってみて、簡単には負けないだろうなというイメージはあります。でも(動きが)もう少しというのも多いので、少しずつ話し合いながら、試合の中でも成長して、高めていければと思います。 ――明日以降に向けて 福島 長くコートに立っていたい気持ちがある。一戦一戦を楽しみながら、話し合いながら、しっかりと次につなげていけるように、明日も頑張りたいと思います。 松本 まだ明日の相手が決まっていないですけど、自分たちのできることをまずやって、試合に臨みたいです。
取材・文・写真/平野貴也