<ボクシング>ロマゴンvs井上戦が急浮上
大橋会長は、井上のフライ級転級に際してのテストマッチなどを挟まず、ダイレクトで2階級制覇に向けての世界挑戦を組みたい意向。ただ、この階級には、ロマゴン以外にも、そのロマゴンと激闘を演じたWBA世界フライ級スーパー王者&WBO世界フライ級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)や、元統一王者で返り咲きを狙っているブライアン・ビロリア(アメリカ)らのビッグネームが揃っている。2大会連続の金メダリスト、ゾウ・シミン(中国)も、ライトフライ級か、フライ級での世界挑戦をもくろんでいるし、一度、WBA王座への挑戦に失敗した井岡一翔(井岡ジム・プロ)もいる熱い階級でもある。 「今は軽量級に人材が揃って面白くなっている。そこにどう尚弥が絡んでいけるか」とは大橋会長。急浮上してきたロマゴンvs井上戦の行方に注目したい。