岩佐美咲、「はやぶさ」、「民謡ガールズ」がVRとコラボライブ
元「AKB48」で演歌歌手の岩佐美咲と新世代歌謡グループ「はやぶさ」、次世代ボーカル&ダンスグループ「民謡ガールズ」が17日、神奈川県・横浜の「DMM VR THEATER」で行われた「長良グループ×DMM VR THEATER ジョイントライブ」に出演した。 「DMM VR THEATER」は、世界初のライブホログラフィック専用劇場。 今回、最新のホログラフィック技術と日本の演歌・民謡とのコラボレーションが実現した。
最初の公演には、ヒカル、ヤマトからなる「はやぶさ」が黒の燕尾服風衣装で登場し、3月に発売した最新曲『蜘蛛男のダンス(シングルバージョン)』をVR映像とのコラボ演出で披露。 蜘蛛の巣をイメージした怪しげな映像の中で、「はやぶさ」の独特のダンスが見事に歌の世界を表現し、会場のファンを驚かせた。 横浜市出身のヒカルは「凱旋公演とも言えるライブです!」と笑顔。 続いて、独特のダンスで話題となった『なんで 横浜…』や『ちょっと待ってよヨコハマ』など横浜にちなんだオリジナル楽曲をメドレー形式で歌唱。 デビュー曲の『ヨコハマ横恋慕』では、再びVR映像とコラボし、色とりどりの水玉模様がステージ上を彩った。 名曲カバーコーナーやメンバーそれぞれのソロコーナーなどを挟んで、後半もVRとのコラボレーションのラッシュ。 8thシングルの『未来はジョー!ジョー!』に続いては、8月29日にリリースするニューシングル『ジョー☆デッキー!!!』を西部劇のガンマンを彷彿とさせる新衣装で、フルコーラスで初披露した。 この日は、「はやぶさ」にとってメンバーが3名から2名になって初の公演となったが、ヤマトは「今後も2人で頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします!」と話すと、最後に再び『ジョー☆デッキー!!!』をVR映像とともに熱唱した。
続く、「みんガル ドリーム・パラダイス!~キラリ☆VRライブ~」では、「民謡ガールズ」、これまでのキュートな雰囲気とは打って変わった黒色を基調としたシックなドレス姿で登場し、富山民謡をアレンジした『こきりこ節』をまずは披露。 渦巻模様や扇状の波が並んだ青海波の模様が印象的なVR映像と、メンバー10名の優美なダンスで日本古来の民謡の世界を表現し、ファンを魅了した。 メンバーのゆうあは、「今回は最新のホログラフィック技術とのコラボレーションライブです。こんな一生に1度しか経験できないかもしれない機会を頂けたので、今日は一緒に楽しんで頂ければ」とあいさつ。 その後のカバー曲コーナーでは、写真撮影OKタイムも設けられて、メンバー全員が客席に降りて練り歩き、笑顔でファンからの写真撮影に応じた。 続けて披露されたオリジナル曲『四季おりおり折り紙唄』では再びVRとコラボ。 赤い扇子を手に踊るメンバーの周りを、色とりどりの蝶や無数の折り鶴が飛び交い、幻想的な雰囲気が会場を包んだ。 また、この日は6月27日発売の初のシングル曲で、テレビ東京系アニメ「デュエル・マスターズ!』のエンディング曲にも起用されている『キラリ☆夢音頭』をVRとのコラボで披露。 同曲のミュージックビデオはGyao!で独占先行配信中だが、この日は桜の花びらが舞う中、花火が次々と打ち上がるキラキラと華やかな映像の中、メンバーたちは元気いっぱいのダンスを織り交ぜながら熱唱し、会場を盛り上げた。 アンコールでは、9月9日に開催されるイベント「日韓交流おまつり2018 in Seoul」への選抜メンバーに関する新たな試みも発表された。 メンバーそれぞれが、仮想ライブ空間「SHOWROOM」で個人アカウントでの配信を行い、上位5名が同イベントに参加、ランキング1位になったメンバーはセンターポジションでパフォーマンスできるというもので、突然の発表にファンのみならず、メンバーたちも驚いていた。 さらに、6月27日発売の『キラリ☆夢音頭』の初回盤に収録されるカップリング曲『花鳥風月・富士の山~艶麗~』も初披露した。 同曲は、「民謡ガールズ」初のオリジナル曲として、これまでもライブなどで歌唱してきた『花鳥風月・富士の山』を再アレンジしたもの。 メンバーたちは曲のイメージに合わせ、大きな赤い花が登場し、無数の青い鳥が飛び立ち、星空に浮かぶ大きな月が輝く雅な映像演出の中、熱唱した。 メンバーのいずみは「来月で『民謡ガールズ』は3周年を迎えます。3年目を迎えた時、今よりももっと成長した『民謡ガールズ』を見せられるように、努力してまいりますので、みなさん応援をよろしくお願いいたします!」と呼び掛けた。