観光客の悪質な“ポイ捨て”防止条例を制定へ 大分・由布市でごみ散乱深刻化 5万円以下の過料
大分放送
大分県由布市は観光客によるポイ捨てが相次いでいることから、「ポイ捨て防止条例」を制定する方針を明らかにしました。 【写真を見る】観光客の悪質な“ポイ捨て”防止条例を制定へ 大分・由布市でごみ散乱深刻化 5万円以下の過料 由布市は22日会見を開き、11月29日に開会の市議会定例会に「ポイ捨て防止条例」の制定案を提出すると発表しました。 湯布院町の湯の坪街道周辺では観光客の増加により、ごみの散乱が問題となっています。条例案では湯の坪街道周辺を重点地域に指定し、ポイ捨てした人が命令に従わない場合、5万円以下の過料を科すほか、飲食物を販売する事業者にごみ箱の設置と適正な管理を求めます。 (由布市・相馬尊重市長)「全国屈指の観光地として美しいまちなみでお客様を迎えたい」 定例会では事業者へのごみ箱配布費用など403万円余りを盛り込んだ補正予算案も提出されます。条例案は可決されれば来年4月から施行されます。
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