印象に残る「自己PR」をしたいとき、最も効果的な言い方とは…ひろゆきの仕事で使える“ズルい”言いまわし
仕事やプライベートで「なぜかうまくいく人」は、どんな言葉を使っているのか? 実は賢い人ほど、相手から期待通りのリアクションを引きだす「ズルくてうまい言いまわし」を日頃から駆使している。 どんな言葉を使えば物事がスムーズに進むのか? 様々なシチュエーションごとに「ダメな言い方」「うまい言い方」を解説した、ひろゆき氏の新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』から、テクニックの一部を紹介しよう。
相手の印象に残る自己PRの仕方
まだ実績がない新人だけど、新規プロジェクトにぜひ参加したいと思っている。しかし、アピールできる経験がないので、どう上司にやる気を示せばいいのか……。相手にしっかり印象づけられる自己PR方法はある?
まだ何も経験がないのなら“覚悟”を示してアピールする
見ず知らずの相手にいきなり受け入れてもらうのは難しいです。実績があっても難しいので、まだ何者でもない新人が覚えてもらおうとしたら、なおさら大変です。 こういうときに自分の趣味や経歴を言って目立とうとする人がいますが、多くの場合で「うざいヤツ」とか「面倒くさいヤツ」だと思われるだけ。よしんば、雰囲気とノリが相手と合って覚えてもらうことができたとしても、それは賭けでしかないですよね。 むしろ、最も効果的なのは相手のニーズに合わせて「自分ができること」を伝えること。IT企業の社長と話す機会があり、自分がプログラミングができるならそのことを伝えるとかです。 ただ、相手が興味を持ちそうだからと「この資格を持っています」とか言うのは、弁護士とか医師とか、その資格がないと手を出せない高度なものでもない限りはあまり意味がないです。 というのも、資格を持っていても「何がどこまでできるのか?」はわからないから。僕も面接をしますが、資格を持っていると言われても「ふーん」と思うくらいだし、超叩き上げの人からは鼻で笑われたりします。それなら資格うんぬんではなく、「こんなのを作りました」と実績を成果物として見せたほうがいい。資格が必ず武器になるとは限らないのですね。 経験もなく資格もダメとなると八方塞がりな気もしますが、誰でもできるアピール法もあります。それは“覚悟”を見せることです。