このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ1の新戦力(5)まだまだ謎…。Jリーグデビューお預け続きの助っ人
2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J1のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月23日時点『transfermarkt』を参照。
FW:ウェベルトン(ジュビロ磐田) 生年月日:2002年6月29日(21歳) 前所属クラブ:ニューイングランド・レボリューションⅡ(アメリカ) 2024リーグ戦成績:なし ウェベルトンは、ブラジルの名門クラブであるフラメンゴの下部組織で育ったアタッカーで、アメリカのニューイングランド・レボリューションから加入した新戦力だが、シーズン前半戦を終えた現在でも、まだどんな選手かは不明だ。 ウェベルトンは、開幕からベンチ外が続き、3月には右ももの肉離れを起こし、約2カ月の離脱となった。6月12日の天皇杯2回戦・テゲバジャーロ宮崎戦で終了間際に投入されて日本デビューを果たしたが、まだJリーグではベンチ入りしていない。 クラブ公式サイトでウェベルトンは、自身の武器に「フィニッシュ」を挙げている。その得点力があれば、磐田はもっと順位を上げられたかもしれないが、ピッチに立っていないことにはどうしようもない。 磐田のFWでは、ジャーメイン良が11得点、マテウス・ペイショットが5得点を挙げているが、リーグ戦直近9試合で1勝と、最近は勝ちきれない試合が続いている。ウェベルトンがこれから調子を上げて前線に新たなオプションとなれれば、磐田はもっと順位を上げられるかもしれない。
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