広島、止まらない負の連鎖…矢野の捕球ミスに大矢氏「二塁で1つアウトにしておけば、その後の展開は変わっていた」と言及
広島は14日、阪神にサヨナラ負けを喫し今季ワーストの6連敗。嫌な流れを止めることができず、この試合でもミスが目立った。 3点リードで迎えた7回、2番手・島内颯太郎は単打と2四死球で一死満塁のピンチを招き降板。3番手・森浦大輔は梅野隆太郎に押し出し四球を与え2点差に。なおも満塁で続く木浪聖也の二遊間を抜けそうなゴロを二塁・菊池涼介が好捕したものの、併殺を狙おうとした遊撃・矢野雅哉が菊池からのグラブトスを落球しオールセーフに。続く代打・原口文仁には左前適時打を許し同点となった。 3-3のまま迎えた9回は、4番手の黒原拓未が決勝打を浴びサヨナラ負け。9月2日の時点で今季最多だった貯金14が、一気に5に減少した。 守備のミスが続出している広島について、14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「7回の島内の二塁への悪送球も、慌てて投げなければ簡単にゲッツーなんですよ。これは大山のミスだったんですよ、ボール球を振ったんですからね。それが1つしかアウトを取れなくて…」と話し、 続けて「矢野の捕球ミスも、せっかく菊池がよく取ってくれたのに、矢野は最高のダブルプレーを取ることしか頭にないから、対応ができなかったですよね。トスが高かったので、セカンドベースで1つアウトにしておけば、その後の展開はもっと変わっていたと思います」と2つのミスについて言及した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
BASEBALL KING