なすなかにし那須(43)が発症・緊急手術をした 「脳梗塞」の前兆・予防法を医師が解説!
編集部まとめ
脳梗塞は111万人以上(2017年時点)の患者がいる、決して珍しくない病気です。特に40代からリスクが上がり、60~64歳では男性約4万人、女性約3.1万人の方が発症しています。年間約12万人の方が亡くなり、65歳以上の寝たきりの最大の原因になります。 脳梗塞は早期治療で後遺症リスクを大きく下げることができます。特に、4.5時間以内なら血栓を溶かす薬で脳細胞の死滅を防げる可能性があります。しかし、4.5時間以内なら遅くてもよいわけではなく、処置は早ければ早いほど回復の可能性が上がります。 脳梗塞らしき前兆が出たら「顔のゆがみ、腕は上がるか、喋れるか・言葉を理解できるか」を確認し、家でも職場でも、道端でも、その場ですぐに救急車を呼びましょう。
【この記事の監修医師】
丸山 潤 医師 群馬大学医学部卒業。群馬県内の高度救命救急センター救急科及び集中治療科に2022年まで所属。2022年より千葉県の総合病院にて救急総合診療科および小児科を兼務。乳児から高齢者まで幅広い患者層の診療に努める。 【保有資格】医師/医学博士/日本救急医学会救急科専門医/日本集中治療医学会集中治療専門医/DMAT隊員/日本航空医療学会認定指導者(ドクターヘリの指導者資格)/JATECインストラクター/ICLSインストラクター
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