星稜“日替わりヒーロー”で準決勝突破へ 山下監督20人全員キーマンに指名「みんなが頑張って」
センバツ大会休養日の29日、4強進出を決めた各チームは甲子園近郊で練習を行い、石川県勢初の春4強を果たした星稜は西宮市内で調整した。準決勝は30日、決勝は31日に行われる。 “日替わりヒーロー制”で頂点まで上り詰める。星稜は高崎健康福祉大高崎戦に向け、素振りやバドミントンのシャトル打ちなどをして調整。山下智将監督(42)はメンバー20人全員をキーマンに指名した。 「次は違った選手が出てくるんじゃないかと期待しています」。初戦は代打で登場した背番号「20」の東汰生外野手(3年)、2回戦は背番号「13」の中島幹大外野手(3年)が決勝打を記録。準々決勝は背番号「18」の戸田慶星投手(2年)が公式戦初先発初完封で勝利の立役者となった。 選手層にも厚みが増し、誰が試合に出ても大丈夫な状態。指揮官は「20人みんなが頑張ってもらいたい。最後1点でも多く取って勝ちたい」と力を込めていた。