能登被災者に野菜を無償配布 野口健さん、11市町と連携
元日の能登半島地震や9月の記録的豪雨の被災者支援を続ける登山家野口健さん(51)が23日、石川県輪島市の重蔵神社を訪れ、被災者に無償で野菜を届ける活動を行った。賛同した岡山県総社市など1府7県の11市町も活動に参加することが決まっており、今回は福島県いわき市の職員らも一緒に活動、約320人が受け取った。 活動は、野口さんが代表を務めるNPO法人「ピーク・エイド」が6月から続けてきた。この日はエノキタケや千切りキャベツ、缶詰などを配った。 来年3月まで毎週土曜日に実施し、11市町が交代で地元から持ち寄った野菜や、輪島市の商店で購入した食品などを用意して配布する。