【プレミア12】高橋宏斗「このメダルはかけて終われない」表彰式で銀メダルをすぐに外した理由
<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン0-4台湾>◇24日◇東京ドーム 【写真】記念撮影に納まる中日勢。高橋宏、杉山ブルペン捕手、清水、水谷トレーナー 侍ジャパン高橋宏斗投手(22)は表彰式で掛けられた銀メダルをすぐに外した。球場を後にする前に、その理由を明かした。 「やっぱりあそこ(準優勝)を目指して僕たちは野球をやっているわけではないですし、今回の大会は全勝優勝っていうところを目標にやっていたので、やっぱり僕の中ではこのメダルはかけて終われないなっていう気持ちがあった。やっぱり大事なところで勝てる台湾の強さっていうのも目の前で感じて、すごく悔しかった」。 今大会は2試合に先発して計8回無失点とチームに貢献したが、最後に負けて悔しさしか残らなかった。「最後、自分が試合に携われなかった悔しさというのもありますし、チームとしても僕が何かまだできたんじゃないかなっていう登板が2試合ともだったので、すごくそこは悔しいです」と振り返った。 26年WBCではエース級の活躍も期待される右腕だが、慢心はない。「しっかりとアピールしないと絶対に入れるっていう保証は全くない。このままだったら絶対に選出されないっていう気持ちを持ってやりたいなと思います」とさらなる成長を誓った。